オリエンタルショートヘア
品種名
oriental shorthair
オリエンタルショートヘア
ボディタイプ
毛種
血統登録
原産国
発生種別 交配種
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オリエンタルショートヘアの起源と名前の由来

オリエンタルショートヘアは、20世紀半ばにアメリカとイギリスで人の手によって作出された品種です。その出発点となったのは、東洋の猫として古くから知られるシャム(サイアミーズ)です。

第二次世界大戦後、ヨーロッパとアメリカのブリーダーたちは共通の目標を持っていました。シャムが持つ細身でエレガントな骨格や体型はそのままに、毛色のバリエーションを大幅に広げることです。当時のシャムはカラーポイント(体の先端部分だけに色がつく)の毛色に限られていたため、ブリーダーたちはシャムにアビシニアン、ロシアンブルー、一般的なショートヘアなどを交配させることで、新しい毛色を持つシャムタイプの猫を生み出していきました。

「オリエンタル」という名前の由来は、シャムが東洋(オリエント、主に東南アジア)を起源とすることにあります。シャムの血を受け継ぎながらも独自の毛色を持つ派生品種として区別するために、その地域性を示す「オリエンタル」という言葉が付けられたとされています。

交配の積み重ねにより、現在ではソリッド(単色)、タビー(縞模様)、シェーデッド(グラデーション)、バイカラーなど多彩なパターンに加え、300種類以上のカラーバリエーションが存在するとされています。猫の品種の中でも最多クラスの毛色の豊富さが、「ファッション猫」と称される所以です。

品種として確立されるまでの歴史

オリエンタルショートヘアが国際的な品種として認められるまでには、数十年にわたる繁殖の取り組みがありました。

イギリスでは1950〜1960年代にかけて、シャムを基にした多色の猫の繁殖が組織的に進められました。イギリスのブリーダーたちはシャムの体型を持ちながらグリーンの目と単色の被毛を持つ猫の確立を目指し、着実に品種の土台を作っていきました。アメリカでも同時期に独立して同様の取り組みが進んでおり、二つの国が異なるアプローチで品種の整備を進めていたことが、現在の多様性につながったとされています。

1977年には、アメリカの主要な猫血統登録団体であるCFA(Cat Fanciers’ Association)がオリエンタルショートヘアを正式な品種として公認しました。その後もTICA(国際猫協会)やヨーロッパの主要団体FIFe(国際愛猫連盟)、イギリスのGCCFへの登録が進み、現在は世界の主要な登録団体すべてで認定される国際的な品種となっています。

なお、同じシャムの血統を持つ長毛タイプとして「オリエンタルロングヘア」も存在します。こちらはショートヘアとバリニーズなどとの交配から生まれたとされており、CFAでは1995年に公認されています。体型や性格はほぼ共通で、被毛の長さが主な違いです。

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