Cat Fanciers Association
Cat Fanciers Associationとは
CFAは1906年にアメリカで設立された、世界最大の血統書登録団体です。200万頭以上の猫を登録しており、その数は世界1位を誇ります。
本部はニュージャージー州マナスクアンに位置しましたが、2010年に、オハイオ州アライアンスに移転しました。
CFAの使命は「すべての猫の幸福」で、純血猫種の血統登録やショーライセンスの許可など、さまざまな活動を行っています。
CFAの加盟クラブは、世界中に600以上も存在します。キャットショーも頻繁に主催しており、日本においても大きな人気を博しています。
Cat Fanciers Associationに登録されているネコ(45種類)
Fédération Internationale Féline
Fédération Internationale Félineとは
FIFe(国際猫連合)は、欧州最大の血統書登録団体です。現在40カ国に42の組織があります。
FIFeは1949年にパリで開催された、猫連盟機関内での会議で設立されました。その後も精力的に活動を行い、1972年にはヨーロッパを超えて拡大したため、連盟名は「FIFE」から「FIFe」へと変更されました。
FIFeの使命は「健康で幸せな猫の繁栄」で、その使命は猫の健康と福祉に関するルールにも反映されています。5つの委員会をもとに、キャットショーの取り組みや血統登録など、幅広い活動を進めています。
Fédération Internationale Félineに登録されているネコ(36種類)
Governing Council of the Cat Fancy
Governing Council of the Cat Fancyとは
GCCFは、1910年に設立されたイギリス最大の血統書登録団体です。毎年多くの血統猫が登録され、年間135回ものショーが開催されています。とくにイギリス原産の可愛らしく美しい猫は、世界中のファンから人気を集めています。
GCCFは、猫が健康で幸せな生活を送れることを使命とし、猫の健康・福祉・繁殖をサポートするさまざまな活動に専念しています。
GCCFは独自の慈善団体「The Cat Welfare Trust」を設立し、猫のワクチン摂取や遺伝子・病気の研究に投資を行っています。
Governing Council of the Cat Fancyに登録されているネコ(31種類)
The International Cat Association
The International Cat Associationとは
TICAは1979年に設立された、世界2大血統書登録団体の1つです。キャットショーの公認機関としても世界最大の規模を誇ります。もともとは北米の組織でしたが、現在では世界中に存在しています。
TICAは、血統の保全と、猫の健康・福利の推進を使命に上げています。2000名を超える世界中の会員が、ボランティア活動や猫に関する法整備などの活動を行っています。
TICAは、キャットショーにおいて猫の血統名やステータスをすべて伏せてジャッジするという、画期的な方法を採用した歴史があります。現在も世界中で頻繁に開催されており、多くのブリーダーや猫好きのファンが参加しています。
The International Cat Associationに登録されているネコ(66種類)
World Cat Federation
World Cat Federationとは
WCF(世界猫連盟)は、猫クラブの国際協会です。1988年にリオデジャネイロで設立され、現在はドイツを拠点としています。
WCFは、加盟している猫クラブの国際的な交流を目的としており、現在では280以上もの協会がWCFに加盟しています。
WCFでは、ヨーロッパを中心に、1万人を超えるブリーダーが血統種の登録を行っています。キャットショーにも力を入れており、年間で500回以上開催されています。またWCFに登録された猫は、WCH(世界猫議会)の世界チャンピオンにも多く受賞しています。