ラガマフィン
品種名
ragamuffin
ラガマフィン
ボディタイプ
毛種
血統登録
原産国
発生種別 交配種
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ラガマフィン(Ragamuffin)は、アメリカで誕生した比較的新しい大型長毛猫です。その歴史は1960年代にまで遡り、ラグドールという品種を起源に持ちます。

ラガマフィンの起源と名前の由来

ラガマフィンはアメリカで生まれた品種で、その誕生は20世紀後半にさかのぼります。直接の祖先はラグドール(Ragdoll)であり、1960年代にカリフォルニア州のブリーダー、アン・ベイカーによって作出されたグループが起源とされています。アンは独自の育種哲学を持ち、ラグドールの商標登録を行うなど独自路線を歩んでいました。

1990年代に入ると、アンの育種グループに属していた複数のブリーダーたちが方針の違いから独立を決意しました。彼らはアンの管理下を離れ、より多様な毛色・柄を持つ新しい品種の確立を目指します。このとき採用された名前が「ラガマフィン(Ragamuffin)」です。ラガマフィンとは英語で「みすぼらしい格好をした子供」や「浮浪児」を意味しますが、品種名としては愛らしさと親しみやすさを込めて採用されたとされています。一説には、ラグドールの血統を引き継ぎながらも「少し違う猫」であることを示すために、あえてユーモラスな名前が選ばれたともいわれています。

品種として確立されるまでの歴史

独立したブリーダーたちは新品種の確立に向け、ラグドールに加えてさまざまな猫種との交配を積極的に取り入れました。ペルシャやヒマラヤン、バーミーズなど複数の品種の血が導入されたことで、ラガマフィンはラグドールよりも豊富な毛色・柄のバリエーションを持つ品種へと発展していきます。また、こうした交配によって骨格や体型もより多様化し、より大きくどっしりとした体躯が確立されていきました。

国際的な猫の審査団体への公認申請は段階的に進められました。ACFA(American Cat Fanciers Association)がいち早く品種として認定し、その後も複数の団体への登録が広がっていきます。もっとも権威ある団体のひとつであるCFA(Cat Fanciers Association)は、2011年にラガマフィンを正式な公認品種として認定しました。CFA公認により、国際的な猫のショーへの出場や、ブリーダーによる血統書付き繁殖の普及が一層進むこととなりました。

日本での普及と現在

日本へのラガマフィンの導入は欧米と比べると遅く、国内での認知度はまだ高くありません。流通数も限られており、一般的なペットショップで見かけることは稀です。国内では専門のブリーダーを通じて入手するのが主な方法となっています。

一方で、ラガマフィンの穏やかな気質と美しい長毛が愛猫家の間で注目されるようになり、近年は少しずつ飼育頭数が増加傾向にあるとされています。国内のキャットショーへの出陳例も見られるようになり、今後さらなる普及が期待されている品種のひとつです。

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