NPO法人東京キャットガーディアンとは
東京キャットガーディアンは、「足りないのは愛情ではなくシステムです」を理念に掲げ、行政(保健所・動物愛護センター)から猫を引き取り、新しい家族へ届ける保護猫活動を展開するNPO法人です。代表の山本葉子が2002年に個人シェルターとして活動を開始し、2008年4月に任意団体、2010年4月にNPO法人として正式に設立しました。
「1頭でも多くを助けるために、仕組みで解決する」という姿勢が同団体の一貫したスタンスです。感情的な訴えだけに頼らず、譲渡・医療・教育・住まいをひとつの循環システムとして設計している点が、他の保護団体と大きく異なります。スタッフ14名・獣医師1名の体制で、複数の都県の動物愛護センター・保健所と連携しながら活動を続けています。
2026年9月時点で累計譲渡数10,535頭以上、不妊去勢手術12,580頭以上という実績は、日本の民間保護団体の中でもトップクラスの数字です。
活動実績と特徴的な取り組み
東京キャットガーディアンが他団体と一線を画す点は、保護・譲渡にとどまらない独自の仕組みづくりにあります。
日本初の保護猫カフェ(大塚シェルター)
2013年、東京・大塚に日本初の保護猫カフェを開設。約100頭の猫たちが暮らすシェルターを一般に開放し、来場者が猫と触れ合いながら里親希望を検討できる場を作りました。リサイクルショップも併設し、物資の寄付を活動資金に変える仕組みも整えています。
移動譲渡会場車「幸せの黄色い車」
シェルターに来られない方のために、移動型の譲渡会場車を運営。都内各所でイベントを定期開催し、猫との出会いの機会を広げています。毎月の開催スケジュールは公式サイトで確認できます。
猫付きマンション®・猫付きシェアハウス®
2010年に日本初の「猫付きマンション」を実現し、商標登録も取得。住まいと猫の保護をセットにした発想で、単身者や賃貸住まいでも猫と暮らせる選択肢を社会に生み出しました。
ねこのゆめ・しっぽコールなど独自サービス
高齢者や病気を抱える飼い主からの猫の預かり・再譲渡を行う「ねこのゆめ」、迷子猫の対応システム「しっぽコール」、猫との暮らし方を学ぶ「猫カフェスクール」など、保護猫活動の周辺課題まで丁寧に対応しています。
保護猫の里親になるには
大塚シェルターへの来場、または移動譲渡会場車のイベント参加から里親申込が可能です。単身者も申し込みできる点は、多くの団体が同居家族を条件とする中でのわかりやすい特徴です。
申込後は面談・トライアルを経て正式譲渡となります。譲渡に関わる諸費用は公式サイトの専用ページに記載されています。フォスターペアレント(一時預かりボランティア)の説明会も定期的に開催しており、いきなりの里親申込に不安がある方でも段階的に関われる仕組みが整っています。
寄付・ボランティアで支援する
東京キャットガーディアンへの支援方法は多岐にわたります。金銭的な支援はクレジットカード・銀行振込・PayPalに対応。Tポイント(Yahoo!ネット募金)やケータイ料金と一緒に寄付できる「つながる募金」など、少額から継続的に支援できる手段も用意されています。
物資寄付(リサイクル品・古本・洋服など)もシェルターで受け付けており、Amazonほしい物リストやAmazon動物保護支援プログラムからの支援も可能です。ボランティアとして参加したい方には「ネコ活ぷち」(1日ボランティア・勉強会)から始められます。
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