ネコのボディタイプ(体型)は一般的に6種類に分類されます。
それぞれのタイプの特徴とネコの種類をご紹介します。

オリエンタル

オリエンタルの特徴

オリエンタルは猫のボディタイプの中でも一番ほっそりとしている体型です。多種ある猫の体型の中でも1番スリムであると言えるでしょう。
長い脚、胴体、尻尾が特徴的で、とても細身でスキニーな体型です。
逆三角形の顔は小顔で顎が小さく、顔に対して大きい耳をもっています。
尻尾はまるでムチのようにしなやかで、全体的に直線形の体型となっており大きな耳がついています。
コビーとは対極の体型と言えます。

オリエンタルのネコ(8種類)

コビー

コビーの特徴

全体的に筋肉質でどっしりした体型で、四肢や胴は短めで太く、尻尾は短いタイプが多いです。いわゆる「ずんぐりむっくり」です。
顔は丸みを帯びており、耳は小さめで、両耳の間隔が離れています。
コビーの猫の体重は、成猫で2.5kgから6.5kgほどになります。1歳になるまでの子猫の頃は頭が大きく、前足が短いためバランスがとりにくく見える体型です。成猫は前足がしっかりと太くなり、そして頭から背中にかけて水平のラインになっていきます。

コビーのネコ(11種類)

セミコビー

セミコビーの特徴

全体的にコビーに近いですが、四肢や胴体、尻尾がやや長いのが特徴です。
丸くて大きな目としっかりとしたあごを持っています。前足と後足は丸みがありますがコビーよりは小さめであると言えるでしょう。
セミコビーはコビーに近い体型ですがより体が長めになります。コビーよりも四肢や体、しっぽが少し長めです。
コビー同様にコンパクトな体つきで全体的に丸々としていますが、よりがっしりとしています。

セミコビーのネコ(14種類)

セミフォーリン

セミフォーリンの特徴

セミフォーリンはフォーリンに近いですが、より短く丸みを帯びた体型をしています。
フォーリン同様にほっそりとした体つきですが、フォーリンに比べ全体的に短いです。
くさび形の顔つきで、顔に対して耳も小さめで口元(マズル)は短めです。
コビーとオリエンタルのちょうど中間のボディを持っており、やや小さめの細身体型で、セミコビーよりも細長く、フォーリンよりもずっしりとした重みがあります。頭は丸みのある逆三角形です。

セミフォーリンのネコ(20種類)

フォーリン

フォーリンの特徴

スレンダーながらも筋肉質なフォーリンは、オリエンタルほど細くなく、コビーほど丸くなく、スタイルがよいです。
頭は逆三角形で長い四肢をもちます。暖かい地方に適応し、スレンダーな体型になったことから、南方タイプとも呼ばれます。
フォーリンはスマートな体型で長い脚と胴体を持っています。全体的にほっそりとしており、しっぽは長く先細りしています。
くさび形(V字形)の顔の形をしていて、顔に対して耳は大きめです。口元(マズル)はやや長めです。

フォーリンのネコ(9種類)

ロングアンドサブスタンシャル

ロングアンドサブスタンシャルの特徴

ロングアンドサブスタンシャルタイプは胴体や手足が長く筋肉質で体も大きく、猫の体型の中でも一番大きなタイプです。
ロングアンドサブスタンシャルタイプの代表とも言えるノルウェージャンフォレストキャットや、メインクーンなどは成長がゆっくりで、成猫の体型になるまでに2年から4年ほどかかるとされます。
1歳頃までに2kgから3kgになり、更に成長するに連れて3kgから6kgほどと体型が成長していきます。大きくなるものでは、7kgから10kgになる猫もいます。北国の寒い地方で生き抜いてきた猫種が多いとされています。

ロングアンドサブスタンシャルのネコ(12種類)